802.11ahの制度化・実用化でAHPCが第34回電波功績賞を受賞

このたび、802.11ah推進協議会(AHPC)は、第34回電波功績賞(一般社団法人電波産業会会長表彰)を受賞しました。
本賞は、一般社団法人電波産業会により、電波の有効かつ適正な利用に特別の功績をあげた個人または団体に対して授与されるものです。

【受賞業績】
IoT向け広域無線LAN IEEE 802.11ahの制度化および実用化

IoT向け無線LANである802.11ah を日本において実利用可能とするために、伝送特性評価を行い、アンライセンス無線システム間の共存評価手法の確立及び技術的条件の明確化を行うとともに、802.11ah無線システムを活用したユースケースの創出や展開シナリオを検討し、また、国内電波法令の改正及び国際標準規格の改訂に寄与し、対応無線機を開発するなど、電波の有効利用に大きく貢献した。


本件は、AHPCが活動の中心となり、会員会社の協力で推進してまいりました802.11ah(Wi-Fi HaLow)の制度化と実用化の活動が評価されたもので、以下の企業・団体とその代表者が表彰されました。

・802.11ah推進協議会 代表 鷹取 泰司
・NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社 代表 北條 博史
・東日本電信電話株式会社 代表 酒井 大雅
・日本電信電話株式会社 代表 淺井 裕介
・一般社団法人無線LANビジネス推進連絡会 代表 森田 基康
・富士通株式会社 代表 阿瀬見 隆
・株式会社フルノシステムズ 代表 藤井 慎


本業績は、日頃よりの会員の皆様のご支援、ご協力の賜物でございます。あらためて感謝申し上げます。


表彰式(6月26日)の様子


【参考】
第34回「電波功績賞」受賞者発表(一般社団法人電波産業会)
https://www.arib.or.jp/image/osirase/osirase20230627.pdf